10年ほど前ですが、転職を考えていた私はインターネットで薬剤師の求人を検索すると、薬剤師求人サイト(以下A社サイト)に掲載された、ある調剤薬局様の記事が目にとまりました。薬局名や連絡先などは一切記載がなかったのですが、紹介文や町名から“多分あの調剤薬局だろう”と分かったので104で電話番号を検索し、電話で『インターネットのA社サイトで見ました!』と面接の依頼をしました。
約束の日、若い店長さんが面接担当でした。
なぜか店長さんは最初から私に高圧的な態度での面接・・・。
当惑しながらも私は院内製剤を作成するのが得意でしたので、そのことをお話しようと
『私は、アイデアを出して身近な物で役に立つ物を作れます』と言うと
『何ができるんですか?何ができるんですか??ビィームでも出せるんですか???』
といいながらクロスした手を私に近づけながら『ビィーム!!』と大きな声で叫びました。
『すみませんが、そういうのやめていただけませんか?』
と言ってもなかなか取り合ってもらえずに、結局話がかみ合わないまま面接は終了。
自宅に帰って数時間たった頃、さっきの店長さんから電話が入りました。
『先ほどは大変失礼しました!どうもすみませんでした!!』
コロッと変わって極端に低姿勢なので別人かと思うほどでした。
その理由を聞くと、私が帰った直後に来局したMSさんに私の事を聞いたようで、
『あなたがその市に住む実在の薬剤師だと分かりました』なんて言うのです。
意味がよくわからないのでさらに詳しく聞くと、
私の事をA社サイトの“回し者”と勘違いし“途中からサイトを介さない採用”の抜き打ち検査をしに来たと勝手に想定していたというのです。
“回し者の化けの皮”をはがす為に先程のような面接をしたそうです。
さらに、私が調剤薬局に乗っていった車までも当地ナンバーの借り物では?
などといった疑いよう・・・。あまりのバカバカしさに笑ってしまいました。
後日、社長さんとの面接の日程を頂いたので改めて別の店舗に面接に伺いましたが、結局この調剤薬局様とのご縁はありませんでした。
この経験も、今回の“完全無料・仲介サポート無し・薬剤師特化型”の求人広告掲載サイト”作成につながっています。
就転職の際に手厚いサポートもありがたいのですが、
“どこの薬局がどんな条件で募集しているか”さえ分かったら
自身でアクセスするタイプにはこれが好都合です。
2010年と2011年の空白の2年間も過ぎ、地域にもよりますが、過度の薬剤師不足は解消の方向に向かいつつあるようです。
薬局(採用)側は契約成立したら紹介手数料として薬剤師の年収の数十%を支払う必要があるそうです。
そして、そのお金の一部が“お祝い金”や“サポート”の原資となっているようです。
当サイトでは、薬局(採用)側も一切の料金がかからないので他の事業者様と併せてご利用いただければと思っております。
尚、当サイトは完全無料ではありますが、ボランティアでは無く
通常のご利用とは別枠の別途有料広告による収入で運営させていただきます。